いつでも帰れる”ふるさと”でありたい

小鳩の家は、乳児を除いて2歳から18歳までの何らかの事情で
親と一緒に暮らせない子どもたちが生活している児童養護施設です。
子どもたちは、この施設を生活の場として、地域の幼稚園、小・中学校、高等学校に通っています。

年齢に応じて個々の部屋を用意しています。リビングでは共に暮らす仲間とコミュニケーションを取ったり職員が見守る中で学習時間を確保しています。地域の幼稚園・学校へ通い、地域の皆様に支えられながらすくすくと育っています。
自分でできることを増やしていくために、様々な経験を一緒にしていく機会を持ちます。買い物から調理体験、ATMの使い方や金銭管理について…学ぶことはたくさんありますが、一つずつ丁寧に安心できるまで付き添います。
子どもたちが地域の中で見守られ育つように、自治会・子ども会に参加しています。地域の文化祭や運動会、季節のお
祭りに参加したり、年一回行われる「こばとまつり」を通じて、地域の方と交流します。

児童養護施設とは…


児童養護施設とは、児童福祉法41条に定められた施設で、さまざまな事情で家族による養育が困難な児童を家庭に代わって養育する施設・保護者のない児童、虐待されている児童など、環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設です。

児童養護施設
小鳩の家
少人数によるホーム制(ユニット)を中心として家庭的機能を備えた構造のもとで生活を送っています。
分園型小規模養護施設
サニーハウス
本体施設から坂を下った場所に建ち、小鳩の家の定員のうち12名が左右の2ユニットにわかれて生活しています。
分園型小規模グループホーム
フレンドハウス
本体施設に隣接した場所に開設されました。小鳩の家の定員のうち12名が1階と2階の2ユニットにわかれて生活しています。
地域小規模児童養護施設
クレヨンハウス
築35年ほど経過した一軒家に6人の子ども達と6人の職員が居住しています。
地域小規模児童養護施設
ぽっぽハウス
本体施設から5分ほど離れた場所にある中古の一軒家に6人の子ども達と6名の職員が生活しています。

養育のつなぎ

養育者が代わることで途切れてしまいやすい子どもの育ちの歴史をつなぐために基本的に担当養育者が代わらないようにし、育ちの歴史を伝えるとともに、視覚でも子ども自身がつなげ易いように「育ちアルバム」を作成しています。

権利擁護の取り組み

意見箱の設置や権利ノートの作成・説明、施設内不適切な関わり防止のための取り組みを行っています。また、苦情処理委員や生性教育委員会を設置し、子どもの権利と生活を守ります。年一回CAPプログラムと滋賀県児童養護施設等の子どもの権利擁護実地調査を受けています。

アフターケア

退所後も訪問児の受け入れや宿泊対応のための部屋を確保しています。自立支援員がつまずいたときに頼れる存在として定期訪問等行います。また、「こばと自立支援基金」を設立しており、自立するために資格取得や進学する際の学費等の支援をしています。

食育

小鳩の家では各ホームの台所で毎食調理しています。子どもたちは野菜を切る音、調理中の匂い、出来立てを食べるといった家庭的な雰囲気で過ごしています。
また、各ホームで子どもたちが食べたいものや冷蔵庫にあるものを見てメニューを考え、買い物にも行っています。
自分の食べたいもの、作りたいものを考えてもらい栄養士と一緒に調理し、後片付けまできちんとしてくれます。作ったものを「美味しい」と食べる姿や、「楽しかった」といい笑顔をみせてくれます。

余暇の過ごし方

自分の小遣いで自分の買い物へでかけたり、友人との外食へ行ったり。余暇の過ごしは個性豊か。地域のクラブチームに励むことも、学習塾へ行って勉強することも、リビングでみんなとテレビゲームすることも、自分で選んだ自分の時間を大切に出来るよう支援しています。